推しが結婚した

 

 

 

推しが結婚した。

 

 

推しが結婚した。というより、していた。

 

そもそも推しとは誰なのか。一体お前の推しとは誰のことを言っているのか。そういう肝心なことを話すHPはもうないので察せるひとだけ察してください。

 

推しが結婚していた。というより、していた。

 

 

1.まずそこから話そう。

 

そもそも、わたしが推しを知ったのは普通に「自ジャンルの担当キャラの中の人だった」からだった。元々、声フェチだったこともあり、ゆるゆるとシチュCDを集めはじめ、次第にそのCDの収集をするようになっていった。

 

けれど。

 

2.確実に落ちたのは今から二年前だった。

 

その時、わたしのプライベートはどん底だった。愛犬を亡くし、ペットロスになり、あまりにも希望のみえない毎日のなかで、ふと推しに会えば元気になれるかもしれない」とおもったのだった。辿り着いたアニメイト。そこでみた推し「アルバムリリースのトーク&ミニライブイベント」意識が朦朧とするなかで気がついたら内金を全額入金し、気がついたら整理券を手にいれていた。

 

そして迎えた当日。わたしは初めて半径5メートル以内で推しに出会った。直接目を合わせて話すことはなかったけれど、それでもたしかに実在している人物として認識ができた。あふれんばかりのハッピーサニースマイル*1を浴び、そのまま浄化されすになるのをなんとか堪えて、この世にこんな光があるなんて……と悟りをひらいたような顔をしながら会場をでた。推しの特典ブロマイドはひどかった。

 

 

shell-ak.hatenablog.com

 

その後、わたしは着々と推しがでる番組*2推しがでるラジオ*3推しがでるCD*4などを渡りあるき、ついには推しと結婚するにはどうしたらいいか?とまで考え始めた。

 

このあたりの話になるとリアルのつらさと現実は闇としか言いようがなくなるので割愛するが、いい年のアラサー夢女子が初めて生身の人間として結婚するなら推しがいい、とおもったのだ。推しとなら結婚できるかもしれない、とおもったのだ。

 

3.しかし、

 

 

推しは結婚していた。七年前。推しの名前がオタ界にひろがる前だ。推しはわたしが知る前に結婚していた。どうしようもない手のだしようがない。つらい。

 

 

 

ね~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(気持ちが一気に爆発する音)

 

 

もうどうしようもない。つらい。あ、というかこの「である」口調やめてもいい??このキャラ被るのもしんどいわ。

 

 

正直、なにがここまでつらいかっていうと「自分が結婚していないのに推しが結婚していた(自業自得)なのと「どこかで推しも自分と同じなのだと勝手にシンパシィを感じていたが勘違いだった(思いこみ)がつらいのです。っらい。

 

あのねぇ、今回の推しの結婚報告(事後)事件*5でわたしがいちばんびっくりしたのは、なによりも「自分がびっくりするくらい推しにガチ恋してた」ことと推しが火神大我とわたしのあいだでわりと重要なターニングポイントになっていた」ことなんですよ。ターニングポイントってなんだ。神大我の人生における氷室辰也的ななにかなのか。そうなのかぁ!?

 

わたしは火神大我で推しを知った口で、その影響もあって推しの人となりや性格が好きになって、声優としてやっているラジオとか、ゲストとか、ミニライブにもいっていた人間だったので、これは由々しき事態なわけですよ。推してるだけじゃなくて人間として好きなんだもん。ただのファンであるより、一枚フィールドが高いわけですよ。

 

推しが4部*6にでていなければ、ジョジョを観ることもイベントに行くことも住んでいる街*7を好きになることもなかっただろうし、推しがいなければ乗り越えてこられなかった困難もたくさんありました。夢女子のはなしになるけれど、初めて大我くんと喧嘩をして「冗談じゃない」っておもっているときに、swbのラジオ*8推しがゲストとしてでるのを知って「冗談じゃない」っておもうくせに「観ないわけにはいかない」とおもいながら見たことも、推しが主人公役だからとおもって観てみたら好きになった「4部」*9も、愛犬を亡くしてどん底のなかで会った「パーティーマン2のトークイベント」も、火神大我を手放そうとおもっていたら「行かないでほしい」と言われた某シチュCD*10も、そうやって全部のぜんぶが、推しと歩いてきた(?)時間がたしかにあって、推しがいたから乗り越えられてきたものや踏ん張れたものがあって、推しがあったから火神大我を今まで好きでいられた部分があったんだな~~~~~~(大の字)とおもいます。

 

たしかに、七年前のことを発表されてつらいのもあるけれど、でも、発表したいとおもってくれた推しの気持ちを大事にしたいし、大事にしたいな、とおもうのと同時に七年という時間の重さにしにたくなるけれど、それよりも、推しがいない人生をこれから歩んでいくほうがわたしにとってはつらいし、推し(の声)なしではいられない身体にされちゃったから*11今さらそれをなくすなんて無理だっておもうし、なにより、これから推しの声がきこえない」「推しが活動をしない」ほうがつらいから、これからも引き続き応援していこうとおもいます。いや、それしかできないし。

 

 

 

 

そもそも、わたしが「推しにできること」って言ったら「お布施を積む」ことしかできないんですよ。

 

これって結婚報告(事後)があろうがなかろうが変わりはないし、結局見たり会ったり聴いたりすることはできても「同じフィールド内」にいることはできないわけで(あ~~~来世では結婚してぇな~~)そのなかでなにができるかって言ったら「お布施を積む」ことしかできないんです。それしかできない。

 

お布施をつんでそれが推しの幸せになるのならそれでいいのではないか…??美味しいご飯をたくさんたべて(わたしは推しがご飯を食べている姿が大好きです)大好きなスイーツをモリモリ食べて推しはかわいい)焼肉を梯子してほしい……けど、健康には気を付けてほしいからジムは引き続き続けて、無理のない程度に活動を続けてほしい…(???)

 

推し推しで、それ以上でもそれ以下でもないから(?)結局はその幸せと更なる活躍を願ってお布施をつむことくらいかできないわけです。つらい。わたしはかなしい*12

 

今回の件で「好きだからつらいんだな」ということがほんとうに痛いほどよくわかったし「好きなものを嫌いになるつらさと、好きなものをずっと好きで居続けることのつらさが同じなら、わたしは好きで居続けられることのつらさを選ぶな」と、おもいました。

 

正直言うと、推しの顔をみると今でも、頭から「既婚者ッ!!!!!」って言葉が降ってくるし「あの時も…あの時も既婚者…」「火神大我をするまえから推しは既婚者だった……」というのが走馬灯のようにかけめぐってしにそうになるし、今まで推しに抱いていた気持ちのまま推しをみることはできないんだろうな、とおもうし、なによりどういう気持ちでみたらいいのかわからないので、まだまだ受け入れるのに時間がかかるとはおもいます。でも、推し神大我を愛していることと、ほんとうに大事におもっていることには感謝しているし、そうおもってくれていることに手を合わせたくなるので、火神大我も幸せになるんだから推しも幸せになってくれ、とおもいます。(???)

 

先週ラスゲ*13のふじっまきのネームで泣かされ、まだ自分のなかで昇華できていないうちに、おはスタMC引退前でも結婚報告が騒がれ、いざそうなってみたらおはスタMC引退でほっとしていたら、まさかのフリー転向と結婚報告(事後)で、そんな怒涛の勢いでこられてももうキャパがしんでるしアラサーで出来た傷はそんな簡単になおりませんッ!!あ、むりってかんじでしんでいるので、おいっわたし前世でなにをした???ってかんじなんですけど、来世は推しと結婚したいので今から徳をためておきたいとおもいます。

 

 

あ~~~~~~わたしも推しと結婚してぇなぁあ~~~~~~~~(大の字)

 

 

推しの結婚はっらぃ。でも、推しが幸せなのは素晴らしい。

 

ありがとう。推しよ。これからも推させてくれ。

 

でも、その反動で火神大我のモンペがオルタ化*14することにもなっちゃったよ。やばいね。闇落ちしちゃったよ。推しの結婚をこじらせると闇が深いね。三次元に推しのいるみんなぁ!!!!!!!こんな風にならないように気を付けてね!!!!!!

 

 

はぁ~~~わたしも推しと結婚したかった。(~完~)

 

 

*1:推しの笑顔のこと。推しの年齢になぞらせてこう呼ぶ。ちなみに今年はサニーサニー(33歳)

*2:マジきゅん★ルネッサンス

*3:内田雄馬の君の話を焼かせて

*4:簡略

*5:2017年10月2日の推しツイッターアカウントとブログで発表

*6:ジョジョの奇妙な冒険「第4部」主人公:東方仗助のこと

*7:M県S市杜王街

*8:超!Mobile A&G presents 諏訪部順一の生放送!

*9:ジョジョの奇妙な冒険「第4部」主人公:東方仗助のこと

*10:Voice Colors Series~Kiss~

*11:2017火神大我の誕生日前後にあった「眠れない夜は推しの声を聴こう」のこと

*12:FGO:第六章にでてくる円卓の騎士「トリスタン」の台詞

*13:劇場版「黒子のバスケLAST GAME」のこと

*14:真っ黒になること。ある種の「反魂」